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国立がん研究センター 東病院
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患者さん向け参加方法(MONSTAR-SCREEN)

MONSTAR-SCREENについて(肺がん以外の固形がん)

MONSTAR-SCREENは固形がんの遺伝子スクリーニングネットワークです。
根治的な手術が適応とならない方に血液を用いた遺伝子スクリーニング(遺伝子の検査をして、目的の遺伝子変化を見つける事)を行い、遺伝子のタイプに合ったより良い治療薬を見つけることを目的としています。参加には条件があり、全ての方が参加できるわけではありません。また、遺伝子検査を行っても治療に結びつく結果がでないこともあります。予めご了承ください。

GOZILA Study

がんに関連する遺伝子異常の発見が遺伝子解析技術の急速な進歩と相まって、近未来のがん個別化医療の実現につながる治療開発が盛んに行われています。これらの遺伝子異常は、消化器がんにおいても、がんの部位や治療の影響で変化することが明らかになってきました。しかしながら、がん組織の複数箇所の生検や繰り返しの生検は、がん患者さんの身体的負担が大きく困難です。近年、血液を用いて、血中を循環している腫瘍DNA断片を遺伝子解析に用いることが可能となりました。この新技術の有効性が消化器がんにおいて確認されれば、より低侵襲で正確ながん個別化医療が実現すると考えます。
SCRUM-Japan GI-SCREENのプロジェクトとして2018年2月より「GOZILA Study」(旧:GI-SCREEN付随研究 血液を用いた遺伝子解析の研究(リキッドバイオプシー研究))を開始しました。血液を用いて74種類のがんに関連する遺伝子変化を一度に測定可能な新技術「Guardant360®アッセイ」を用います。消化器がん患者さんの血液(20ml程度)を用いて遺伝子解析を行います。採取された血液はGuardant Health社に送付され、がんに関連する74の遺伝子に異常があるかを調べます。遺伝子解析の結果は約2週間で判明します。特定の遺伝子異常が見つかった患者さんは、相応する治療薬の臨床試験へ参加できる可能性があります。今までに約1500例の患者さんの遺伝子検査を行い、遺伝子異常が見つかった患者さんの、約40%を有望な臨床試験に繋げてきました。今後は消化器がん患者さんの他にも、乳がんの患者さんなど、他の癌腫にも対象を広げ、血液を用いた遺伝子解析の有用性を確認します。低侵襲で正確ながん個別化医療を実現し、わが国のがん患者さんに世界で一番早く、新しい有望な治療薬を届けることを使命としています。GOZILA Studyはこれからも活動の範囲をダイナミックに広げていきたいと思います。

SCRUM-Japan MONSTAR-SCREEN 研究代表者 吉野 孝之
(国立がん研究センター東病院 消化管内科長)
 

*血液を用いた遺伝子解析研究GOZILA-study(旧:GI-SCREEN付随研究)の受付施設は参加施設一覧の“リキッド”の項目をご確認ください。

関連リンク

【プレスリリース】SCRUM-Japan GI-SCREEN、73種の遺伝子異常を血液で解析 リキッドバイオプシーを用いた個別化医療の実現を目指す(2018年3月13日)

参加するための条件

注:下記「参加条件一覧」の通りです。参加を検討する際にご参考ください。条件以外の医学的な判断により、ご参加頂けない場合がございます。予めご了承ください。

参加条件一覧

(詳細は医師にご確認ください)

  • 大腸がん(直腸がん、結腸がん含む)、胃がん、食道がん、肝細胞がん、胆道がん(胆のうがん、肝内胆管がん含む)、膵がん、小腸がん(十二指腸がん含む)、虫垂がん、肛門管がん、消化器原発の神経内分泌腫瘍/癌(NET,NEC,MANEC)、消化管間質腫瘍GIST、乳がん、皮膚がん(悪性黒色腫、メルケル細胞がん)、頭頸部がん、前立腺がん、腎盂がん、尿管がん、膀胱がん、腎細胞がん、卵巣がん、卵管がん、腹膜がん、子宮体がん、子宮頸がん、原発不明がん(一部)のいずれかである。
  • 手術が不可能もしくは再発している。
  • 16歳以上である。
  • Eastern Cooperative Oncology Group performance status(PS)が0-1。
  • 登録前21日以内の最新の臨床検査値(登録日の21日前の同一曜日の検査値は可)が、以下のすべてを満たす。
    • AST,ALT :≦100 U / L(肝転移を有する症例では各々≦200U/L)
    • 総ビリルビン :≦正常上限値x1.5(閉塞性・体質性黄疸合併例は、≦3.0mg/dLまで)
    • クレアチニン :≦1.5 mg/dL
  • 重篤な併存疾患を有しない(例:コントロール不良な糖尿病や感染症、症状のある間質性肺炎や肺線維症など)。
  • 登録日から12週以上の生存が期待される。
  • 遺伝子異常の結果に応じた研究的な治療を受ける意思がある。
  • 以下のいずれかに該当する。
    • 薬物療法未治療である
    • 特定の遺伝子異常を持っている
    • 免疫チェックポイント阻害剤による治療を予定している
    • 特定の分子標的薬による治療を予定している

費用

MONSTAR-SCREENで遺伝子解析を行う場合、その費用は一切必要ありません。ただし、診察料など、通常の診療に必要となる費用は全て患者さんの御負担となります。合う治療薬があるか、治験に参加できるか、合う治療薬が保険適用されているかなどは、遺伝子検査結果により異なります。

受診の手順

MONSTAR-SCREENの参加施設一覧の右にある「登録受付」に○印が付いている医療機関で受付が開始となっています。お近くの医療機関をお探しください。
受診を希望する医療機関の、該当する診療科宛の紹介状の作成を主治医に依頼してください。 医療機関のホームページを参照し、該当する診療科の予約を取ってから、ご本人が受診してください。受診の際には、紹介状をお持ちください。

> 参加施設一覧はこちら

注意点

セカンドオピニオンではなく、初診として受診してください。何回か通院して頂くことを前提として、通いやすい医療機関をお選びください。遺伝子検査ははどの医療機関でも同じように実施出来ます。予約のお電話で「MONSTAR-SCREENやゲノム医療」と言っても通じません。診察時に医師にお伝えください。

お問い合わせ

SCRUM-Japanに関するお問い合わせ

E-mail:scrum_office@east.ncc.go.jp

> よくあるご質問はこちら