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国立がん研究センター 東病院

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MONSTAR-SCREEN

MONSTAR-SCREEN

血液を用いた遺伝子解析の研究(リキッドバイオプシー研究GOZILA Study(ゴジラ・スタディ) (旧:GI-SCREEN付随研究))の新規同意・登録は継続中です。(2019年7月11日現在)
受付施設は参加施設一覧をご確認ください。
 

固形がんの遺伝子スクリーニングネットワークMONSTAR-SCREEN(モンスター・スクリーン)では血液を用いた遺伝子解析と腸内細菌叢の検査を行います。特定の遺伝子異常が見つかった患者さんは、相応する治療薬の臨床試験へ参加できる可能性があります。

がんに関連する遺伝子異常の発見が遺伝子解析技術の急速な進歩と相まって、がん個別化医療の実現につながる治療開発が盛んに行われています。我々はGI-SCREEN-Japanにおいて消化器がんの患者さんを対象に、約7700例の組織を用いた遺伝子検査を行い、また血液を用いた遺伝子解析の研究GOZILA Study(ゴジラ・スタディ)において約1500例の血液を用いた遺伝子検査を行い、数々の個別化医療の治療開発に繋げてきました。MONSTAR-SCREENでは消化器がんのみならず、頭頸部がん、乳がん、婦人科がん、泌尿器科がん、皮膚がんなど、さまざまな患者さんを対象に、血液を用いた遺伝子解析を行い、相応する遺伝子異常の有望な臨床試験に繋げていきます。

また、国際的に腸内細菌叢の研究も注目されています。腸内細菌叢が炎症性腸疾患や過敏性腸症候群などの消化管疾患だけではなく、肥満、糖尿病、自閉症など、様々な病気と関係することがわかってきました。がん治療においても腸内細菌叢が病気の原因や治療効果に影響を与えることが分かってきています。MONSTAR-SCREENでは、患者さんの腸内細菌叢の経時的なプロファイリングを行います。がん治療の効果と腸内細菌叢の関係を調査し、また、同時に解析されるがん関連遺伝子異常と腸内細菌叢の関係性を調査します。

MONSTAR-SCREENは、SCRUM-Japan/GI-SCREEN-Japanのミッションを引き継ぎ、2019年7月から国内の主要ながん専門病院や大学病院と協働して、「頻度は少ないが有望な治療薬がある消化器がん患者さん」を全国規模で見つけ出し、新しい治療薬が届く環境を整備する目的で設立されました。わが国のがん患者さんに世界で一番早く、新しい治療薬を届けることを使命とし、SCRUM-Japan/MONSTAR-SCREENはこれからも活動の範囲をダイナミックに広げていきたいと思います。

SCRUM-Japan/MONSTAR-SCREEN 研究代表者 吉野 孝之
(国立がん研究センター東病院 消化管内科 科長)